コルチ器官モデル – 3B Scientific Organ of Corti User Manual

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日本語

コルチ器官モデル

コルチ器官 (

3

) は人間の内耳にある聴覚器官でです。

感覚上皮細胞,内有毛細胞 (

16

) と外有毛細胞 (

22

) を持ち,支持細胞と基底膜 (

8

) に囲まれています。

音の刺激により内耳の膜とリンパ液が動き出し,これが基底膜の振動につながります。
この器官の解剖学的特長のお陰で,周波数により異なる位置で基底膜と蓋膜 (

12

) の間にせん断運動が起き,

その結果,外有毛細胞の不動毛 (

35

) が先に,続いて内有毛細胞の不動毛に興奮します。

聴覚路を通り入ってきた情報は,神経線維により脳の適切な分野に届けられます。

模型はコルチ器官の断面を立体的に表現しています。
模型の手前にもコルチ器官の位置を表す蝸牛の全体像と神経を表示。切開面から内部を見ることもできます。

A

蝸牛の全体像

B

コルチ器官

C

コルチ器官を上側から見た像(蓋膜は除去)

1

前庭階

2

蝸牛管

3

コルチ器官

4

鼓室階

5

らせん神経節

6

蝸牛神経

7

ライスナー膜

8

基底膜

9

らせん板

10

らせん板縁

11

歯間細胞

12

蓋膜

13

内らせん溝

14

内境界細胞

15

内指節細胞

16

内有毛細胞

17

内柱細胞

18

内トンネル

19

外柱細胞

20

ヌエル腔

21

外指節細胞

22

外有毛細胞

23

外トンネル

24

外境界細胞

25

ヘンゼン細胞

26

クラウジウス細胞

27

ベッチェル細胞

28

外らせん溝

29

らせん血管

30

らせん靱帯

31

血管条

32

らせん隆起

33

線維芽細胞

34

表皮板

35

不動毛

36

接着帯

37

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