MSI 760GMA-P34 (FX) User Manual

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MS-7641

ht incoming/ outgoing Link Width (ht上り/下りリンクの幅)

この項目はhyper-transport Linkの幅を設定します。[Auto]に設定すると、シ

ステムが自動的にht linkの幅を検知します。

ht Link Speed (htリンクスピード)

hyper-transportリンクの速度を設定します。[Auto]に設定すると、システムは自

動的にhtリンクの速度を検知します。
Adjusted ht Link Frequency (Mhz) (調整したhtリンク周波数)

調整したhtリンク周波数を表示します。(読取専用)
Auto disable drAM/PCi Frequency (自動的にdrAM/PCi周波数を無効にする)

[enabled]に設定すると、システムは使用されていないdiMM/PCiスロットに対す

る信号の発信を停止します。電磁妨害を軽減する効果があります。
CPu Vdd Voltage / CPu-NB Vdd Voltage / drAM Voltage

CPu、メモリやチップセットの電圧を調整します。
Spread Spectrum

コンピューターはクロック信号と呼ばれるパルス信号を元に動作しています。

クロックジェネレーターがパルス信号を発生する際に、構造上やむを得ずスパ

イクノイズと呼ばれる電磁妨害(eMi)が生じます。基本的にはボード上の配線の

取り回しによってノイズを相殺するように工夫しています。しかし特定環境下

において外部にノイズが漏れてしまう場合があり、そのようなケースではスペ

クトラム拡散方式で信号の波形を変更することで、ノイズの漏れを回避する場

合があります。通常は[disabled]に設定して使用します。また、オーバークロッ

クをかけた状態で使用する場合も[disabled]に設定してください。

注意

特に電波障害などの問題が無い場合は、システムの安定性と性能を確保するた

めに[disabled]に設定して下さい。また、電波障害などが発生した場合は、必

ず[enabled]に設定して障害の軽減に努めて下さい。

Spread Spectrumの値は大きければ大きいほどノイズ除去効果が高まります

が、システムの安定度は低下します。

オーバークロック動作実験をする場合は、必ず[disabled]に設定して下さい。

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