ケーブルの接続と束ね – Dell PowerEdge M710HD User Manual

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ラック取り付けガイド

ケーブルの接続と束ね

注意:

作業がしやすいように、また十分な通気を確保するために、接続

するケーブルのそれぞれの束がストレインリリーフバーの上で必ずカス

ケード状になるようにします。

1 最大 8 本の I/O ケーブルまたは電源ケーブルのそれぞれの論理的な

グループについて、ケーブルの束を別に作ります(図 1-9 を参照)。

2 グループ内の一番上のコネクタから順序どおりに、ストレインリ

リーフバーの上でカスケード状になる配列で、最上部の I/O ケーブ

ルを接続します(図 1-9 を参照)。

3 ベルクロタイラップを使用してそれぞれのケーブルの束をストレイ

ンリリーフバーに固定する前に、106 ページの「I/O ケーブル連番ク

リップの使用」の手順に従ってケーブルを組織的に管理することが

できます。

メモ:

完全装備のシステム構成を 図 1-9 に示します。管理するケー

ブルの本数が多い場合は、最初に各ケーブルグループを確認し、連

番クリップを取り付け、ベルクロタイラップを使用して各ケーブル

グループを束ねることをお勧めします。

I/O ケーブル連番クリップの使用

1 システムに付属の I/O ケーブル連番クリップを確認します(図 1-1

および 図 1-2 を参照)。連番クリップの目的は、ケーブルコネクタと

その各ケーブルの順序をそのままの状態に保ち、システムモジュー

ルの取り外しと交換を容易にすることです。

2 ケーブル 8 本から成る各グループについては、1 および 8 と刻印さ

れた側を選びます。ケーブル 16 本から成るグループについては、
1

および 8 と刻印された連番クリップと、9 および 16 と刻印された

連番クリップの計 2 つが必要です(図 1-9 を参照)。

メモ:

連番クリップにはいずれも、表側に 1 および 8、裏側に 9 およ

び 16 と刻印されています。8 本のケーブル一組には 1 つ、16 本のケー

ブル一組には 2 つの連番クリップが必要です。

3 連番クリップの向きを水平にして、カスケード状の各ケーブルをスト

レインリリーフバーとの接点の真上に取り付けます(図 1-9 を参照)。

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