MSI G31TM-P21 User Manual

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MS-7529

diMM~2 Memory SPd information (メモリSPd情報)

<enter>キーを押すと、サブメニューが表示されます。装着されたメモリの情

報を表示します。

advance dRaM Configuration > dRaM CaS# Latency

dRaMがCaS信号を受信した後、データ読み込みを開始するまでのタイミング

遅延がCaSレイテンシーで、この値を設定します。[2.5t]は安定性を優先し、

[2t]はパフォーマンスを優先した設定値です。[By SPd]に設定すると、dRaM

CaS# Latencyが自動的に有効にされ、dRaMモジュールのSPd eePRoMのデ

ータに基づいた設定が行われます。
FSB/dRaM Ratio (FSB/dRaM倍率)

FSBとメモリクロックを非同期で動作させる場合、本項目で動作比率を設定し

ます。
adjusted dRaM Frequency (MHz) (調整したdRaM周波数)

この項目は調整したメモリ周波数を表示します。(読取専用)
adjust PCi-e Frequency (MHz) (PCi-e周波数を調整する)

この項目はPCi-e周波数を調整します。
auto disable dRaM/PCi Frequency (自動的にdRaM/PCi周波数を無効にする)

[enabled]に設定すると、システムは使用されていないスロットに対する信号の

発信を停止します。電磁妨害を軽減する効果があります。
Spread Spectrum

コンピューターはクロック信号と呼ばれるパルス信号を元に動作しています。

クロックジェネレーターがパルス信号を発生する際に、構造上やむを得ずスパ

イクノイズと呼ばれる電磁妨害(eMi)が生じます。基本的にはボード上の配線の

取り回しによってノイズを相殺するように工夫しています。しかし特定環境下

において外部にノイズが漏れてしまう場合があり、そのようなケースではスペ

クトラム拡散方式で信号の波形を変更することで、ノイズの漏れを回避する場

合があります。通常は[disabled]に設定して使用します。また、オーバークロッ

クをかけた状態で使用する場合も[disabled]に設定してください。

注意

特に電波障害などの問題が無い場合は、システムの安定性と性能を確保するた

めに[disabled]に設定して下さい。また、電波障害などが発生した場合は、必

ず[enabled]に設定して障害の軽減に努めて下さい。

Spread Spectrumの値は大きければ大きいほどノイズ除去効果が高まります

が、システムの安定度は低下します。

オーバークロック動作実験をする場合は、必ず[disabled]に設定して下さい。

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