スロットル調整 注 意 – Tomei Powered 4 THROTTLE SYSTEM User Manual
Page 5

4.スロットル調整
注
意
・ スロットル全閉ストッパー(ビス)と連結部イモネジは、出荷状態では仮止めとなっています。
脱落などないよう、取り扱いに注意してください。
・ STD ECUでは制御、調整は行えません。別途制御装置(REYTECなど)が必要です。
・ エンジン運転は一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。屋内での作業は、換気を確実に行ってください。
(1) スロットル全閉ストッパー(ビス)をひねり、スロットルを少し開く。
(2) イグニッションをONにし、スロットルセンサーの電圧が450~500mVになる位置にスロットルセンサーを調整する。
電圧テスターを用い、測定を行ってください。
(センサ コネクタ 部 左図1にマイナス 2にプラス)
連結部イモネジ
スロットル全閉ストッパー
5
(センサーコネクター部、左図1にマイナス、2にプラス)
左図は説明上センサーのカプラーが抜かれた絵図で
表現されていますが、実際の電圧測定はセンサーの
カプラーを接続した状態で行ってください。
(3) エンジンを始動し、アイドリング状態を全閉ストッパー(ビス)を調整して行う。
(4) シンクロメーターを用いて、2番、3番のスロットル同調を確認する。
同調が取れていない場合はエンジンを停止し、連結部イモネジで調整をする。
スロットルが閉まっていると調整がしずらくなります。若干開いた状態で行ってください。
(5) 同調後、アイドリング時の回転数が適正でない場合は全閉ストッパー(ビス)で調整する。
アイドリングが低い場合、全閉ストッパー(ビス)にてスロットルを少し開ける事で調整してください。
(6) 再度、スロットル電圧が450~500mVであるか確認し、範囲内でなければ調整する。
(7) 制御装置(REYTECなど)を用いてセッティングをする。
【REYTECを使用する場合】
アイドル時にリアルタイムモニター上でのアイドリングスイッチ項目が
ONになっている事を確認してから
セッティングを開始する。REYTECではイグニッションON時にスロットル全閉状態での
スロットルセンサー電圧が
450~500mVであるよう調整してください。
接続
3 2 1
5