被写界深度, 撮影倍率 – Nikon 105mm-f-28G-IF-ED-AF-S-VR-Micro-Nikkor User Manual

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■ 手ブレ補正機能使用時のご注意

シャッターボタンを半押し後、ファインダー像が安定してから撮影することを
おすすめします。

流し撮りなどでカメラの向きを大きく変えた場合、変えた方向の手ブレ補正は
機能しません。例えば、流し撮りで横方向にパンニングすると、縦方向の手ブ
レだけが補正され、流し撮りが行えます。

手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後にファインダー像がわずかに動く
ことがありますが、異常ではありません。

手ブレ補正中にカメラの電源スイッチをOFFにしたり、レンズを取り外したり
しないでください。(その状態でレンズを振るとカタカタ音がすることがあり
ますが、故障ではありません。カメラの電源スイッチを再度ONにすれば、音
は消えます。)

F80シリーズ、ニコンU2、ニコンU、D200、D100、D70シリーズ、
D50の内蔵フラッシュ充電中には、手ブレ補正は行いません。

三脚を使用するときは、手ブレ補正スイッチ#を[OFF]にしてください。
ただし、三脚を使っても雲台を固定しないときや、一脚を使用するときには、
スイッチを[ON]にすることをおすすめします。

AF作動ボタンのあるカメラ(D2シリーズ、D200、F6、F5など)で、AF
作動ボタンを押しても、手ブレ補正は作動しません。

4. 被写界深度

被写体の前後のどの範囲が鮮明に写るかという被写界深度の範囲は、鏡筒の距離
目盛基準線&の両側の被写界深度目盛%によって示されます。被写界深度は、
この2つの点が示す距離目盛6でおおよそ読むことができます。ただし、近距離
ではズレが生じるため被写界深度目盛は使用できませんので被写界深度表

(P.86)をご覧ください。被写界深度プレビュー(絞り込み)機構を持つカメラ

ボディーは、絞り込みによりファインダー内で被写界深度を確認できます。

5. 撮影倍率

撮影倍率とは、フィルム面上に写された像の大きさと被写体の実際の大きさとの
比率を示したものです。たとえば実際には5cmの長さの被写体がフィルム面上
に1cmに写ったときの撮影倍率は1/5倍(1:5)といいます。距離目盛6の

すぐ上に、倍率目盛$(オレンジ色)が記してあります。この目盛により、先

に倍率を決めてから撮影することもできます。たとえば1/5倍の倍率で撮影し
たいときは倍率目盛の“5”を距離目盛に合わせ、ピントを合わせます。なお、
各撮影距離での撮影倍率につきましては被写界深度表(P.86)をご参照ください。

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