Enerpac P-Series ULTIMA User Manual

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加圧 減圧

図14: 逃がし弁調整ネジ

8.0 バイパス弁の調整

モデルP-77、P-80、P-801、P-84

バイパス弁は、2速ポンプが高速から1段から2段に切
り替わるときに、圧力を制御します。図15を参照し
てください。

バイパス弁は、工場出荷時に設定されているため、
ポンプのオーバーホールまたは修理時以外は、再調
整の必要はありません。必要に応じて、Enerpac認定
サービスセンターに再調整をご依頼ください。

バイパス弁

図15: バイパス弁(P-77、P-80、P-801、P-84)

9.0 メンテナンス

ポンプには、ポンプの寿命を延ばし、製品保証が有
効になるように、必ずEnerpac油圧オイルを使用して
ください。一部のハンドポンプモデルには、Vitonお
よびエチレンプロピレンゴムシールキットを使用で
きます。これらの製品および用途に関する詳細につ
いては、Enerpacにお問い合わせください。。

9.1 ポンプへのオイル補充

警告:オイル補充時には、シリンダを完全
に後退させてください(プルシリンダの場
合は後退させてください)。これを怠る

と、リザーバ容量を超えるオイルがシステムに注入
されます。

オイルレベルは常に点検し、必要に応じてオイルを
補充してください。以下の手順を参照してください:

1. ポンプを平らな面に水平方向に置きます。
2. 注油口プラグをリザーバから外します。
3. オイルレベルを点検します。図16を参照してく

ださい。オイルレベルが低い場合、オイルが注油
口プラグ開口の一番下のネジ山に達するまで補充
します。

重要:オイルを入れすぎないでください。リザーバ
内にいくらかの空気層がなければ、適正に作動しま
せん。リザーバにオイルを入れすぎると、真空状態
になり、ポンプ作動中にオイルの流れが妨げられま
す。

4. オイル補充後、注油口プラグを取り付け直しま

す。プラグが完全に取り付けられているか(ゆる
んでいないか)確認してください。

5. 必 要 に 応 じ て 、 シ ス テ ム か ら 空 気 を 抜 き ま

す。6.0節を参照してください。空気を抜いた
後、オイルレベルを再点検します。

注油口プラグ

満タン

番下のネジ山まで入れる

図16: リザーバのオイルレベル

警告:ポンプの注油口プラグには、一体型
の圧力逃がしパスがあり、この安全機能
により、リザーバの過剰な加圧が防がれ

ます。ポンプに付属の注油口プラグまたは同一仕様
のEnerpac純正交換プラグを必ず使用してください。

警告:リザーバに容量を超えるオイルを戻
さないでください。

9.2 オイル交換

12ヶ月毎に1回リザーバからすべてのオイルを抜き取
り、Enerpacオイルを交換してください。ポンプが汚
れた環境で使用されている場合、オイルをさらに頻
繁に交換してください。

1. 注油口プラグをリザーバから外します。
2.

ポンプを傾け、使用済みオイルを排出します。

重要:使用済みオイルの廃棄は、該当するすべて
の法律および規則に従ってください。

3. 新品のEnerpacオイルをリザーバに注入します。

詳細については、9.1節を参照してください。

4. 注油口プラグを取り付けます。

9.3 潤滑

ポンプの寿命を延ばし、性能を向上させるには、3本
のポンプハンドルピンをローラーベアリンググリー
スで定期的に潤滑してください。図17を参照してく
ださい。

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