Laerdal Nursing Anne (SimPad Capable) User Manual

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Nursing Anne

5

Laerdal

日本語

図8

結腸リザーバー

結腸リザーバーは狭い方を下に、
コネクタが外側に向くようにして、
骨盤内部に装着します。コネクタは
外性器の肛門バルブをリザーバーに
つなげるのに使います(写真

8

)。

リザーバーは使用後にマネキンから
取り外し、裏返しして液抜きし、
完全に乾かしてから保管してください。

導尿と浣腸シミュレーション

カテーテルには、使用前に潤滑スプレーまたは液体洗剤の

原液をかけて滑りやすくしてください。

繰り返し使用しているうちに水で潤滑剤が流され、摩擦で引っか
かってしまうことがあります。この場合は、カテーテルにたっぷ
りと潤滑剤を塗り、尿道に何度か抜き差ししてください。

抜去時にカテーテルが引っかかる場合は、しばらく抜き差しを繰
り返してください。可能であれば、リザーバーにぬるま湯を入れ
ると、洗剤がカテーテル周囲で固まるのを避けられます。また、
バルブを外す際に必ずリザーバーの液抜きを行ってください。

バルブの液漏れチェックリスト

a .

バルブのコネクタ部に

O

リングがきちんと付いていますか?

b .

白色のクランプがバルブの根元にしっかりはまっていますか?

c .

バルブが正しく装着されていますか?

d .

バルブが正しく装着され、リザーバーと外性器に正しく接続
されていますか?

導尿にはサイズ

16Fr

のカテーテルを使用してください。

浣腸シミュレーションにはサイズ

7mm

のカテーテルを

使ってください。

トラブルシューティング

骨盤が広がってしまったのですが

骨盤をベルトで締め、ヘアドライヤーなどで温めると柔らかくな
ります。ピンを挿入してからしばらく放置して、冷めるまでその
ままにしてください。

コネクタから液漏れがあるのですが

C

型クランプがきつく締まっているか、またコネクタがきちんと

締まっているか確認してください。

カテーテルが抜けないのですが

バルーンが脱気されていることを確認してください。

ナーシング アン用モジュールの装着

産後子宮底モジュール

下肢、内部部品、外性器を骨盤から取り

外してください。

スキンとモジュールにベビーパウダーをまぶしておくと、

着脱がしやすくなります。

下肢の取外し

1 .

腹部プレートの端を引っ張って持ち上げます。

2 .

外性器とその付属品、リザーバー、骨盤ピンを外します。
(スピーカー内蔵腹部プレートの場合はケーブルも外します)

3 .

パッド中央を引っ張ってスキンを握りながら、大腿部注射
パッドを外します。

4 .

骨盤内部の蝶ナットを確認します。

5 .

ドライバーでボルトを固定しながら、
蝶ナットを外します。

6 .

スプリングとワッシャー(小)を
ボルトから外します(図

8

)。

7 .

大腿部と骨盤からボルト
を抜きます。

産後子宮底モジュールの装着

1 .

ベビーパウダーを骨盤と子宮底スキンの内側にまぶします。

2 .

子宮底スキン背部のシリコンストラップを外します。

3 .

骨盤を覆うようにスキンをたくし上げ、スリットとストラップ
がマネキン後部に来るようにします。

4 .

下肢を再装着します。(下肢は必ずこの段階で再装着してく
ださい。)再装着の際は、大腿部とスキンの間に適度な隙間
を残してください。こうすることで、下肢の関節を動かして
も子宮底スキンと擦れることがありません。

5 .

骨盤に沿って子宮底スキンを少し引き下げ、骨盤内部が見え
るようにします。

6 .

骨盤内部に子宮底フォームを入れます。

7 .

コネクタを使って、外性器を膀胱バッグに接続します。

8 .

骨盤内部に外性器/膀胱バッグをはめ込みます。外性器側から
行ってください。外性器の内側から、バッグと外性器を取り
付けます(写真

9

)。

9 .

恥骨結合骨盤ピンを差し
込みます。マネキンに付
いていた骨盤ピンは使い
ません(写真

9

)。

10 .

子宮底スキンを引き上
げ、裏側のツメ

3

ヶ所で

留めます。

11 .

硬いボールか柔らかい
ボールのいずれかを中に
入れます。

写真8

子宮底スキン

恥骨結合部

外性器

膀胱バッグ

コネクタ

子宮底フォーム

写真9

8 .

9 .

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