骨粗鬆症,比較モデル – 3B Scientific Osteoporosis Model User Manual
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骨粗鬆症,比較モデル
骨粗鬆症が進行した胸椎と健康な胸椎を比較することができるモデルです。第11,第12胸椎を再現してお
り,医学研究や患者への説明に理想的です。
正面から見て左側に骨粗鬆症が進行した胸椎を薄い椎間板と共に再現しています。
上側の第11胸椎は正中矢状断で分割され,磁石でとめられた胸椎の半側を取り外すことで,切断面を見るこ
とができます。
この観察から,骨粗鬆症により骨質が崩壊することでおこる,椎体上部の骨折を明確にイメージできます。ま
た,骨粗鬆症を示す骨内の変化も認識できます。
正面から見て右側には健康な第11,第12胸椎と椎間板が再現されており,骨粗鬆症との比較ができます。右
側の第11胸椎の半側は取り外しが可能で,磁石でとめられています。
スタンドに貼られた骨生検のマイクロCTによる3次元イメージは,健康な骨と骨粗鬆症の骨の構造を表してい
ます。
A-1
健康な第11胸椎と第12胸椎の一部,およびその間の椎間板。模型背面から見た図
A-2
骨粗鬆症が進行した第11胸椎と第12胸椎の一部,およびその間の椎間板。模型背面から見た図
B-1
骨粗鬆症が進行した第11胸椎の正中矢状断面
B-2
健康な第11胸椎の正中矢状断面
C-1
マイクロCTによる3次元イメージの復元像:骨粗鬆症により骨密度が減少し構造が変性した海綿骨
C-2
マイクロCTによる3次元イメージの復元像:健康な骨の内部の海綿骨
1
棘突起
2
横突起
3
上関節突起
4
上関節窩
5
肋骨小窩
6
下関節窩
7
椎体
8a
健康な椎体の皮質骨
8b
骨粗鬆症の椎体の皮質骨
9
第11胸椎
10
骨棘
11a
椎間板
11b
退行が見られる椎間板
12
下椎切痕
13
第12胸椎
14a
骨粗鬆症の骨の海綿骨
14b
正常な骨の海綿骨
15
海綿骨