広角・超広角レンズのオートフォーカス撮影について, フォーカスフレームに対して主要な被写体が 小さい場合, 絵柄がこまかな場合 – Nikon AF-S DX 10-24mm f-3.5-4.5G ED User Manual

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広角・超広角レンズのオートフォーカス撮影について

広角・超広角レンズでは、標準クラスのレンズと比べ、下記のような撮影条件になりやすく、オートフォーカス撮影
時には注意が必要です。
以下をお読みになって、オートフォーカス撮影にお役立てください。

1.

フォーカスフレームに対して主要な被写体が
小さい場合

C

のように、フォーカスフレーム内に遠くの建物と

近くの人物が混在するような被写体になると、背景
にピントが合い、人物のピント精度が低下する場合
があります。

2.

絵柄がこまかな場合

D

のように、被写体が小さいか、明暗差が少ない

被写体になると、オートフォーカスにとっては苦手
な被写体になります。

このような時には・・・
1

2

のような被写体条件でオートフォーカスが上手く働

かない場合、主要被写体とほぼ同じ距離にある被写体で
フォーカスロックし、構図を元に戻して撮影する方法が
有効です。
また、マニュアルフォーカスに切り換えて、マニュアル
でピントを合わせて撮影する方法もあります。
その他
お手持ちのカメラの使用説明書で「オートフォーカスが
苦手な被写体について」の説明も参照してください。

C

〈人物〉

D

〈花畑〉

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