Enerpac ATM-4 User Manual
Page 111
Advertising

111
注意:ATM-4を圧力容器ノズルに取り付けな
いでください。
警告:必ずフランジのボルトを緩め、取り外し
てから、ATM-4を継手に取り付けてください。
ツールを設置してからボルトを取り外すと、過
剰な負荷が生じ、ツールの安全な作業荷重を超える場
合があります。
5.0 位置ずれの判断手順
• 位置ずれの判断手順を実行する前に、ATM-4をフラ
ンジの継手に取り付けないでください。セクション
4.0の警告も参照してください。
• フランジ周囲の二次ボルトはすべて緩め、取り外し
ます。この手順を続けてください。位置ずれはボルト
が残り数本になるまで発生しないことがあります。位
置ずれがあった場合、その時点になってから方向が
明らかになります。
• 取り付けたATM-4は、位置ずれを押し戻し、継手を正
しい位置に合わせます。
Y
X
図2
ATM-4は、位置ずれの最大点に取り付けてください。
Y
X
図3
取り付け場所は、位置ずれが最大となっている点の方
向により決定します(XまたはY)。
Y
X
図4
ここに示す例は、いずれもATM-4を取り付ける場所を
示します。
Y
X
MAX 45°
図5
何らかの理由でX、Yに取り付けられない場合は、2台
のATM-4を図のように取り付けます(図5参照)。ただ
し、45°以上離れてはなりません。
6.0 設置と操作
位置ずれが
最大の点
位置ずれが
最大の点
図6
1. 位置ずれの最大点を判断します。図6の例では、矢印
で示した継手の最上部または最下部が最大点とな
ります。
2. ツールのリフトフックを位置ずれの最大点のボルト
穴に差し込みます。次にドロップレッグの調節ノブ
を時計方向に回し、パイプに当たるまで下げます(
図7参照)。
Advertising