Bowers & Wilkins HTM6 S3 2-Way Center Channel Speaker (Oak) User Manual

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ファインチューニングの前に、もう一度全ての設置と接続が正しく

且つ安全に行われているか確認して下さい。

一般的に壁からスピーカーを遠ざけると低音域の量が少なくなりま

す。スピーカーの後ろにスペースをつくることによって、音場の奥行

き感を得ることができます。逆に言えばスピーカーを壁に近づけるこ

とによって低音域のボリュームを増やすことができます。壁からの距

離を変えずにスピーカーに低音域のふくらみを低減させたい場合に

は、スピーカーのバスレフポートにフォームプラグ挿入してみてくだ

さい。また少し低音域を減少させたい場合はフォームリングをバス

レフポートに挿入して下さい。フォームプラグ、又はフォームリングの

使用方法は上図を参照してください。

低域の周波数特性に乱れがあると感じられる場合は、部屋の共振モ

ードが原因である可能性が高いと思われます。スピーカーの位置や

リスニングポジションをわずかに動かすだけで、このような共振によ

るサウンドへの影響に大きな変化が起こることがあります。リスニン

グポジションを変えるか、可能であればスピーカーを異なる壁に沿

って配置してみてください。また共振モードは、大きな家具の配置に

も影響を受けます。

他に方法がない場合は、付属のフォームプラグを使ってスピーカー

の低域特性を調整することができます。プラグは2つのパーツで構

成されており、外側の直径の大きいパーツを単独で使用するか、2つ

のパーツを組み合わせて使用するかで、ある程度の微調整が可能で

す。外側のパーツのみを使用した場合は、フォームプラグ全体の使用

に比べて低音域の減衰量が少なくなります。

センターイメージのフォーカスがあいまいな場合は、左右のスピー

カーの間隔をもっと狭めるか、スピーカーの設置角度をリスニング

ポジションの前に合わせ、もっと内側に向けると改善される場合が

あります。再生した音が高音域に偏っていると感じられた時は、部屋

に音を吸収するような柔らかい家具等を増やしてみてください。

(例

えば重たいカーテンを使用する等)おそらくサウンドバランスを整え

る助けとなります。また逆に、再生した音がこもった感じになった場

合は、それらの家具を減らしてみてください。

最もシャープな音を聞きたい場合は、バス/ミッドレンジのグリルの

端をつかんでキャビネットからそっと引っ張り、グリルを取り外して

ください。

4. 微調整

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-HF

+LF

+HF

-LF

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+LF

+HF

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+LF

+HF

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