接写/複写撮影, 露出倍数, 有効f値の変化(p. 162の図 – Nikon AF-S DX Micro- NIKKOR 40mm f-2.8G User Manual

Page 7: P. 162

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接写

/

複写撮影

接写

/

複写撮影の際は、カメラブレを防ぐために、三脚をお使いに

なり、ケーブルレリーズまたはリモートコードの併用をおすすめし

ます。

接写撮影の際は、一般に被写界深度が著しく浅くなります。奥行き

のある被写体の撮影では、絞りを充分絞って、露出時間を長くして
ください。また、写したい部分を撮像素子面と平行に置くようにし

てください。

フード装着時に接写撮影する場合は、 フード前面が被写体に当た

らないようにご注意ください。

露出倍数

レンズの

F

値は無限遠での被写体の像の明るさを表しますが、撮影倍

率を上げて撮影すると像の明るさは

F

値より減少します。このときの

実質的な明るさを有効

F

値(実効

F

値)と呼び、実質的な明るさが減

少した分だけ増やす露出の係数を露出倍数といいます。

有効

F

値の変化(

P. 162

の図)

このレンズは、撮影倍率が上がる(撮影距離が短くなる)に従い撮
像素子面での像の明るさが減少します。有効

F

値(実効

F

値)は大き

く(暗く)なります。この変化量はカメラが自動的に補正するので、
露出を決める際や

TTL

調光によるフラッシュ撮影で露出倍数を考慮

する必要はありません。なお、カメラの表示パネルやファインダー

内表示部で表示される絞り値は、露出倍数が自動的に補正された

F

です。

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