取り付け, 冷却に必要なこと, 操作上の注意事項 – Crest Audio CC 1800 User Manual

Page 98: 入力の接続, 出力の接続

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取り付け

冷却に必要なこと

CC™ シリーズアンプは、強制的空気冷却システムにより、低く均一な動作温度を
保っています。リアパネルのファンによって空気がアンプに取り入れられ、トンネル型チ
ャンネルのヒートシンクにある冷却フィンを通り、フロントパネルのグリルから排気されま
す。ヒートシンクが熱くなりすぎた場合、その検出回路が出力リレーを開き、当該チャ
ンネルから負荷を切り離します。

CC 1800 は共通のヒートシンク1つとシングルファン

を使用しますが、回路は別に持っています。冷却空気を逃がすため、アンプ背面に
適度な空気を送り、アンプ前面に十分なスペースを確保することが大切です。アンプ
をラックマウントとする場合、ラック前面にドアやカバーを使用しないでください。排気は
抵抗なく流す必要があります。背面が閉じたラックを使用する場合は、ラックのリアパ
ネルにファンを使い、ラックに圧力をかけ、十分な空気が送られるようにします。

操作上の注意事項

主電源電圧がアンプの背面に記載されているものと同じか確認してください。不適切

AC 電圧をアンプに接続したことが原因で起こる破損は、保証の対象になりませ

ん。所要電圧については「電源の接続」セクションをご覧ください。
CC シリーズアンプは AUTORAMP™ 回路を備え、これは出力リレーが閉じた後に
信号レベルを徐々に上げますが、入力の信号レベルが高い場合にスピーカーの破損
を防ぐため、いつでも、電源を入れるときにゲインコントロールを切っておくことをおすす
めします。購入、自作いずれでも、動作をトラブルフリーにするため、ハンダ付けを含め
て、品質の良い接続手段、入力ケーブル、スピーカーケーブルを使用してください。繰
り返し発生する問題のほとんどは、ケーブルの不具合が原因です。
負荷インピーダンスやケーブルの長さに合ったゲージを選択するには、ワイヤゲージチ
ャートを参照してください。ケーブルの抵抗により、アンプの電力は次の

2つの形で失わ

れます。抵抗に対して直接失われ

(I

2

R 損失)、また、アンプに対する負荷のインピー

ダンスが上がる結果、アンプに必要な電力が低下します。また、モードスイッチが用途
に合わせて正しくセットされているか確認してください。詳しくは、「ステレオ」「パラレル」
「ブリッジモノ」を参照してください。

入力の接続

入力の接続には、アンプのリアパネルにある

3ピン XLR (ピン 2+) または 6.3 mm プ

ラグ

"コンビ" コネクタを使用します。入力はアクティブバランスです。入力の過負荷ポ

イントは、事実上すべての信号ソースの最大出力レベルを受けるのに十分な高さに
なっています。

出力の接続

モデルはすべて、チャンネルごとに

2つの出力 (スピーカー) 接続があります。ケーブル

は、バナナプラグ、スペードラグ、またはベアワイヤでウェイバインディングポストに接続で
きます。望ましいのは、

Speakon (スピコン) コネクタを介して接続することです。

ア ン プ の 前 面 と 背 面
に、加熱した空気を逃
がすのに十分なスペー
スがあるか確認してく
ださい。

提案

:背面が閉じたラ

ックの場合、アンプ

4機

ごとに標準ラックスペー
スの空きを少なくとも

1

.つくります。

オーディオの接続を行う
ときは、常に、アンプの
電源を切り、アンプの
接続を外してください。
また、電源を入れると
きは、減衰器を切った
状態にしてください。

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