機能およびインジケータ – Dell PowerEdge 6850 User Manual

Page 107

Advertising
background image

SAS のアップデート情報

105

本書では、システムの『インストール & トラブルシューティング』には記載されていないオプショ

ンのシリアル接続 SCSI(SAS)ハードドライブ、関連する機能、および手順について説明します。

内容は次のとおりです。

• 機能およびインジケータ
• SAS ハードドライブの取り付け
• SAS コントローラカードの交換
• SAS バックプレーンボード
• 2.5 インチ SAS 周辺機器インターポーザボード
• トラブルシューティング

機能およびインジケータ

機能とインジケータの基本については、システムの『インストール & トラブルシューティング』で

説明されています。オプションの SAS ハードドライブを搭載したシステムに組み込まれている重要

な変更は、次のとおりです。

• SAS ドライブを搭載したシステムには、内蔵 SCSI コントローラの代わりに SAS コントローラ

拡張カードが装備されています。バックプレーンの SAS A コネクタと SAS B コネクタは、
SAS

コントローラカードに接続されています。

• SAS ドライブを搭載したシステムには、3.5 インチまたは 2.5 インチ SAS ハードドライブのい

ずれかを接続するための SAS バックプレーンが装備されています。

• 内蔵 SAS ドライブを搭載したシステムの RAID 機能は、SAS コントローラ拡張カードによって

提供されます。

• RAID バッテリーケーブルは、システム基板のバッテリーコネクタではなく、SAS コントロー

ラカードのコネクタに接続されています。図 1-5 を参照してください。

• 2.5 インチ SAS ハードドライブを搭載したシステムには、さらに以下の変更が組み込まれてい

ます。
– 2.5 インチ SAS バックプレーン(図 1-7 を参照)は、追加のボードである 2.5 インチ SAS

周辺機器インターポーザボードに接続されています(図 1-10 を参照)。インターポーザ

ボードには、3.5 インチバックプレーンに含まれているコネクタの一部が提供されてい

ます。

– コントロールパネルケーブルは、ファン 1 およびファン 3 用のベイの下に配線され、

2.5

インチ SAS 周辺機器インターポーザボードの背面に接続されています(3.5 インチドラ

イブの場合、コントロールパネルケーブルはハードドライブベイ上部のバックプレーン前

面に接続されています)。

– 冷却用エアフローカバーは、ハードドライブベイ背面のスペースを覆うように変更されて

おり、ケーブルその他のコンポーネントも、2.5 インチドライブベイとボードが入るよう

に変更されています。2.5 インチシステムの内部を 図 1-1 に示します。

Advertising