77 jp – Bondioli&Pavesi 399USAG01_C User Manual

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定格馬力 Pn 及び定格トルク Mn

全ての回転部分には、必ず保護が施されている必要があります。

トラクター及び機械の保護とカルダン伝動装置の保護とが全てそろって、統合安全シス

テムを構成することになります。

作業を開始する前に、カルダン伝動装置及びトラクターそして作業機械の保護が全てしっ

かり取り付けられ、かつ機能が効果的であることを確認してください。

パーツが破損をきたしていたり不足していたりする場合は純正スペアパーツと交換し、使用を

開始する前に正しく取り付けてください。

作業機械に近づく時やメンテナンス作業を行う時は、まずエンジンを止め、操作パネル

からキーを抜き取った後、回転部分が全て停止していることを確認してください。

作業範囲内または回転部分には近づかないでください。

ベルト、裾などの引っかかりそうな作業着は避けてください。回転部分に接触すると、死

亡事故が発生する恐れがあります。

カルダン伝動装置に寄りかかったり、踏み台として利用したりしないでください。

伸縮型パイプは、通常作業の時長さが最低 1/2 は重なり合っている必要があります。ま

た、いずれにしてもあらゆる作業状況下で長さが最低 1/3 は重なり合っている必要があ

ります。

なお、操作中伝動装置が稼動していない時にも、伸縮パイプのノッキングを防ぐため、適度の重

なり合いを保つようにしてスライドがスムーズに行われる状態にしておきます。

トラクターに連結する場合に限り、据付固定機械(ポンプ及びリフトまたジェネレーター、

乾燥機など)を利用してください。

必要に応じてホイールの下にブレーキブロックを入れてトラクターにブレーキをかけます。 トラ

クターは機械に連結しますが、この時ジョイントの角度がそれぞれ最小かつ均等になるよう配

置します。

カルダンジョイント

作業時、ジョイント角が最小かつ均等に a1 = a2 となるようにします。

ターン時またはその他短時間操作中、推奨最大ジョイント角は 45° です。

角度が大きすぎたり、均等に保たれない場合は、PTO の連結を外してください。

一定速度ジョイント

一定速度ジョイントは通常作業時、一線上にそろった状態かまたはジョイント角が最小

に保たれている状態が最適です。 ターン時またはその他短時間操作中、推奨最大ジョイント角

は一定速度ジョイントのタイプにもよりますが 50° または 70°

(一定速度ジョイント 652 の場合)

または 80° であり、それ以上にならないようにします。 伝動装置のトラクター側に一定速度ジョ

イントが装備され、機械側にシングルカルダンジョイントが取り付けられている場合、シングル

カルダンジョイントの推奨最大ジョイント角は作業速度 540 min

-1

で 16°、1000 min

-1

で 9° を継

続的に超えないものとし、動きに不備が起こらないようにします。

5

6

7

8

9

10

11

540 min

-1

1000 min

-1

Pn

Mn

Pn

Mn

kW

CV-HP-PS

N∙m

kW

CV-HP-PS

N∙m

G1

12

16

210

18

25

172

G2

15

21

270

23

31

220

G3

26

35

460

40

55

380

G4

26

35

460

40

55

380

G5

35

47

620

54

74

520

G7

47

64

830

74

100

710

G8

61

83

1080

96

130

917

G9

70

95

1240

110

150

1050

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