エンジンオイル注入, 冷却水注入とエア抜き, 点検と使用上の注意 – Tomei Powered ARMS M8280 User Manual
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5.エンジンオイル注入
エンジンオイルを規定量注入する。
6.冷却水注入とエア抜き
注意
■ 冷却水は
LLCを使用してください。水だけだとアルミ合金にさびや腐食を引き起こす危険があります。
■ 冷却水温度が上がった状態でラジエターキャップを開けると、熱湯が噴出し危険です。
(1)
ラジエターホース、ヒーターホースなどのクランプが確実に締め付けられていることを確認する。
(2)
ヒーターコントロールを
"MAX HOT"ポジションにセットする。
(3)
ラジエターキャップを解放する。
(4)
2L/min
(やかんで水を注ぐ程度)以下の注入速度で冷却水をラジエターのキャップ口元いっぱいまで注入する。
(5)
ラジエターキャップを閉じてエンジンを始動し、サーモスタットが開弁するまでアイドル回転を保持する。
(6)
水温計が中央を越えていることを確認し、ラジエターロアホースを手で触って温水が流れている
ことでサーモスタットの開弁を確認する。
(7)
サーモスタットの開弁を確認後、水温の上がりすぎに注意しながら、
2500rpmで10秒間の
空吹かしを
2、3回行う。
(8)
エンジンを停止する。
(9)
冷機後、ラジエターキャップを外し冷却水の液面を確認する。液面が下がっている場合は
上記作業を繰り返す。
(10) 液面が下がらなくなったらリザーバータンクの
"MAX"ラインまで冷却水を補充する。
検
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点検と使用上の注意
(1)
ギアがニュートラルでサイドブレーキが引かれていることを確認する。
(2)
アイドリング状態で水漏れ、オイル漏れがないことを確認する。
(3)
エンジンを停止し、冷却水とエンジンオイルの量が規定値であることを確認する。
また、リザーブタンク内に規定量の水が入っていることを確認する。
(4)
エンジンを始動し、エンジン回転を
3000rpmまで上げた時に、排気漏れや異音がしないことを確認する。
(5)
運転し、過給圧がかかることを確認する。
・装着後の過給圧の調整はブーストコントローラーで行ってください。
・ブースト計でを併用し、過給圧を監視してください。
(6)
各部の取り付け状態と冷却水、オイル漏れの点検を行う。
・高負荷運転の直後にエンジンを停止しないでください。
・エンジンオイルを定期的に交換してください。
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