Ac 電源を impulse, 12d から切断, トラブルシューティング – Peavey IMPULSE 12 D User Manual

Page 128: ハム、ノイズ, 音が歪む、不鮮明

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本体ユニットは通常、ボタンがラインレベル、“イン”

位置で出荷されます。ただし、使用するごとに、スイッチの適正な位置を

確認するのがいいでしょう。搬送やセットアップのときに不意に切り替わることがあるからです。

このスイッチでは

30 dB の予備ゲインがあるので、ラインレベル入力信号に使用する場合は “アウト” 位置のまま放置しない

でください。

Impulse

®

12D の入力ステージでクリッピングが起こり、不要な歪みを引き起こす原因になります。

AC 電源を IMPULSE

®

12D から切断

最初に電源スイッチ

(3) を使用して本体ユニットをオフにしてから、AC 電源コードを取り外すことをおすすめします。これは、電

源を切る間にパワーアンプやトランスデューサにかかる応力を最小にするためです。電源スイッチには、電源を切るとき役立つ
アーク抑制コンデンサがあり、

AC 電源からの切断をクリーンにする働きがあります。電源コードの IEC コネクタは、コードを小刻

みに動かすときなど、最終的に完全に切断される前に断続的に接触することがあります。

トラブルシューティング

出力がない

最初に、本体ユニットに

AC 電源が来ていてオンになっているか確認します。パワーアンプモジュールの入力にある各 LED が点

灯しているか確認します

(11、12 は常に赤色か緑色に点灯)。

緑色に点灯していない場合、オン

/オフスイッチ (3) がオン位置か確認し、IEC 電源コード (2) がしっかり安定して接続されて

いるか確認します。

AC 電源コードが AC コンセントに差し込まれているか確認します。

最後にブレーカー

(1) をチェックします。(安全上の注意については「リアパネル: ブレーカー」のセクションをご覧ください。)

ユニットに

AC 電源が来ていることを確認した後、Impulse

®

12D に信号が来ているか確認します。入力につながるケーブルを

一時的に外し、信号を再生できる他のデバイス

(パワーアンプやスピーカー) に接続します。これで信号が再生される場合、

使用されているすべてのゲインコントロールが満足のいくレベルまで上がっている

(3分の1ないし2分の1) か確認します。

Impulse

®

12D が直射日光や過剰な熱の影響を受けている場合、内部のサーマルプロテクトが起動していることも考えられ

ます。その場合は

Impulse

®

12D の電源を切り、クールダウンするまで十分な時間放置します。

それでも出力がない場合は

Peavey ディーラーまたはPeavey サービスセンターまでお問い合わせください。

ハム、ノイズ

Impulse

®

12D システムにハムやノイズがある場合、これは AC コンセントに関係します。Impulse

®

12D を別の AC コンセント

に接続してみます。ミキサーと

Impulse

®

12D に使用する回路 (ブレーカー) が異なる場合、ハムの問題が起こることもありま

す。現実的でない場合を除いて、同じ壁コンセント

(ブレーカー) からミキサーとパワースピーカー両方に電源を供給するのがベ

ストです。

信号を

Impulse

®

12D の入力に送るためシールドケーブルが使われていることを確認します。シールドケーブルではなく、1/4"

プラグのスピーカーケーブルを使用する場合、これはハムやノイズの原因になります。

ハムはグランドループに関係することもあります。グランドリフトスイッチ

(4) を使うだけで、Impulse

®

12D 側の平衡ケーブルでシ

ールドグランドをリフトすることも有益な場合があります。最初にゲインコントロール

(13,14) を下げて入力の変化をよく確認し

てから、ケーブルの取り付け、取り外しをするか、またはグランドリフトスイッチ

(4) を使いスピーカー側のシールドグランドをリフト

します。

Impulse

®

12D システム、ミキサー、または任意のソースデバイスと同じ回路に調光器(照明調節スイッチ)がないことを確認し

ます。調光器が使われている場合は、これを完全オンまたは完全オフにすることでハムがなくなるか少なくなることがあります。
これは典型的な

AC 配線/調光器の問題であり、Impulse

®

12D システムの設計の問題ではありません。

AC プラグの3番目のワイヤ (グランドプラグ) は決して取り外さないでください。安全上の問題を引き起こす原因になります。

音が歪む、不鮮明

最初にミキサー

(信号ソース) がクリッピングやオーバードライブになっていないことを確認します。Impulse

®

12D のゲインコント

ロール

(13,14) の設定が低すぎないことを確認します。Impulse

®

12D リアパネルの入力ジャック (7)、(8) に入力プラグがきち

んと収まっているか確認します。マイク

/ラインスイッチの設定がラインレベル信号に対応するものか (5,6)、また、Impulse

®

12D

の入力ジャックの

1つにパワーアンプが接続されていないことを確認します。延長コードを使用して AC 電源を本体ユニットに供

給している場合、電流容量は十分かどうか、他のデバイスにも電源を供給するために使用していないことを確認します。

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