構造・設計仕様 – Peavey IMPULSE 12 D User Manual

Page 130

Advertising
background image

12

構造・設計仕様

パワースピーカーシステムの周波数応答は

60 Hz から 20 kHz です。聞こえない歪みを伴うピーク SPL は、音楽ソースで最

大出力までドライブし、

1M の距離から測定した場合、131 dB です。システムは Peavey

®

12” ネオジムデュアルボイスコイル

Scorpion

®

ウーファー、Peavey RD

2.6 トゥルーリボンドライバツイーターを採用しています。公称指向性パターンは、水平

100˚、垂直 30˚ です。

バイアンプパワースピーカーシステムは、

2つの入力チャンネルを独立したレベルコントロールとともにミックスできます。リアパネル

には、中間インピーダンス入力コネクタのグループがあります。これらのコネクタは、

1つのチャネルでユーロスタイルジャックコネクタ

とメス

XLR、1/4" TRS フォンジャックのコンボから構成されています。もう1つのチャネルでは、RCA フォノジャックとメス XLR、1/4"

TRS フォンジャックコンボの構成です。

各チャネルのコンボ

XLR、1/4” TRS フォンジャックは、ゲイン調節パッドのゲイン調節が 30 dB で、ラインレベル入力信号とマイ

クレベル入力信号の切り替えが可能です。

入力セクションには、押しボタンで有効になる

EQ システムがあり、これにより、公称フラット周波数応答、周波数の極限でフィ

ルタされるレスポンス、高周波のみのダイナミックブーストでのレスポンス、低周波と高周波のダイナミックブーストでのレスポンス

(Fletcher-Munson 型補正) を様々に組み合わせることができます。

オス

XLR ジャック、1/4” TRS フォンジャック、ユーロスタイルジャックコネクタで構成されるライン出力コネクタのグループがありま

す。

システムのパワーアンプは、非フィルタ周波数応答

10 Hz ないし 20 kHz で、偏差は最大定格出力まで +0、-1 dB 未満、減

衰係数

100 @ 1 kHz - 8 オーム、ハム/ノイズは定格出力未満 90 dB 以上、THD、IMD は 0.1% 未満です。

ウーファーアンプは、連続出力

550 W、公称負荷 4 オーム、ツイーターアンプは連続出力 75 W、負荷 8 オームです。どちら

も独立

DDT

コンプレッションを採用しています。

入力信号は、

2 kHz のスタガードポール4次勾配ラインレベルクロスオーバーにより高周波と低周波に電気的に分離されま

す。低周波は、処理されてバスブースト、可聴周波数以下のフィルタリング、全体のレスポンスのシェーピングに用いられ、高
周波は、イコライゼーションによりレスポンスのシェーピングに用いられます。

エンクロージャは、

UL 耐燃定格の射出成形ポリプロピレンで、内部でリブを補強しています。ハンドグリップは、ウーファー近くの

側面と前面側、およびキャビネット右側に設けられています。

ウーファーを保護するためパウダーコートのメタルグリルが用いられいます。キャビネットは、スピーカースタンドに使用するポールマ
ウント、床置き用の頑丈な長い

4本脚のラバーフット、フライング用にそれぞれトップ、ボトム、右側に4つのマウントポイントイン

サートのグループを備えています。

外側寸法は高さ

25.00” (63.5 cm) x 幅15.88” (40.3 cm) x 奥行き15.25” (38.7 cm)、重量は39 lbs(約17.7kg)です。所

要電力は公称

700 ワット、100-120 VAC, 50/60 Hz(出荷元)、220-240 VAC, 50/60 Hz (出荷先)。スピーカーシステムの

名称は

Peavey Impulse

®

12D です。

Advertising