Bondioli&Pavesi 399USBR12_A User Manual
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一定速度ジョイント
一定速度ジョイントは通常作業時、一線上にそろった状態かまたはジョイント角が最
小に保たれている状態が最適です。ターン時またはその他短時間作業中、推奨最大ジョイン
ト角は 80°であり、それ以上にならないようにします。
伝動装置のトラクター側に一定速度ジョイントが装備され、機械側にシングルカルダンジョ
イントが取り付けられている場合、シングルカルダンジョイントの推奨最大ジョイント角は作
業速度 540
-1
で 16°、1000
-1
で 9°を継続的に越えないものとし、動きに不備が起こらないよう
にします。
設置の時や夜間作業、また視界がはっきりしない場合は、作業範囲を照明してください。
摩擦クラッチは使用中、非常に高温になることがあります。 触れないでください!
また、火災の危険性を避けるため、摩擦クラッチの周囲には可燃性のものを置かないよ
う注意し、長時間にわたってスリップしないようにします。
取り付け
メンテナンス作業及び修理作業の一切を行うときは、災害防止のため適した安全装具が
必要です。
保護保護チューブ上に添付されているラベルにあるトラクターは、伝動装置のトラクター
側を示しています。トルクリミッターまたはフリーホイールが必要な場合は、必ず常に作
業機械側に取り付けるようにします。
作業を開始する前に、カルダン伝動装置がトラクターと機械に正しく取り付けられている
ことを確認して下さい。
固定ネジが全てしっかり締まっているかどうか、点検してください。
保護の抑制チェーンを取り付けます。 チェーンは、伝動装置に対してほとんど垂直位置に
配置されていることが最適機能を得るための条件となります。 あらゆる動作状況下で、ま
た移動や運転操作といった一切を行う間、伝動装置が無理のない動きができるようチェーンの
長さを調節します。 チェーンに余分なたるみが出て、伝動装置に絡みつかないよう注意してくだ
さい。
チェーンの長さ調節が正しく行なわれずきつく張り過ぎている場合、機械の運転操作中
などに S 字型フックがロッキングリングから外れてチェーンが保護から外れてしまうこと
になります。
この場合はチェーンの交換が必要となります。
新しいチェーンの S 字型フックは円錐状基盤のアイレットに差し込み、この円型形状を守りなが
ら抜け落ちないようにするためしっかり閉じておきます。
安全チェーンは、予備に用いていたカルダン伝動装置の移動やサポート用に使わないで
ください。 必ず所定のサポートを使用してください。
カルダン伝動装置の取り付けをスムーズに行うことができるようにするため、先にトラク
ターと作業機械の PTO をきれいに拭き、グリースを塗布して置きます。
伝動装置を移動させる時は、水平に保つようにして予期しない抜け落ち事故や保護の破
損が起こらないようにします。 重量のある伝動装置を移動させる時は、適切な手段を用
いてください。
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