連続撮影時のご注意, マニュアル発光撮影, 後幕シンクロ撮影 – SIGMA ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER PA-PTTL (ペンタックス用) User Manual

Page 7: ハイスピードシンクロ撮影( fp 発光, P-ttl 対応カメラのみ

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連続撮影時のご注意

連続発光による加熱での劣化を防止するため、以下の表に示す回数以下で止めて

10 分以上休ませてく

ださい。

モード

最大連続発光回数

TTL, M(1/1, 1/2)

20 回

M(1/4, 1/8)

25 回

M(1/16~1/32) 40 回

MULTI 10 サイクル

マニュアル発光撮影

被写体条件によっては、

TTL での露出では意図した画面と異なってしまうことがあります。この様な

ときに、自分の意図を反映させることのできる方法として、マニュアル発光があります。マニュアル
の発光量はボタンを押すたびに切り換わり、

1/1~1/64 の範囲で設定できます。

① カメラの撮影モードを

M にセットします。

MODE ボタンで M を選択します。

SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。

④ +或いは-ボタンを押して発光量を設定します。

SEL ボタンを押して表示を点灯させます。

⑥ ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシュ

の液晶パネル上に表示されている適正撮影距離がおおむね一致
するように、フラッシュの発光量もしくは絞り値を変えます。

⑦ 充電完了を確認して撮影します。

◆ マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。

フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
(このフラッシュは、上記の計算より適正露出となる撮影距離を算出して表示します。ガイドナンバ
ーは巻末の[表

1]を参照してください。)

後幕シンクロ撮影

スローシンクロで、動いている被写体を撮影すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の前方に写し
込まれます。これは、シャッター幕が全開したときにフラッシュが発光するため、フラッシュ発光後
~シャッター幕が閉じるまでの軌跡が写し込まれるためです(先幕シンクロ)

。後幕シンクロモードを

使用すると、シャッター幕が全開した後、閉じるときにフラッシュが発光するため、シャッター幕全
開~フラッシュ発光までの軌跡が、動く被写体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。

① カメラの撮影モードをセットします。

② フラッシュのモードを

TTL にします(TTL モード以外は使用でき

ません)。

③ +或いは-ボタンを押して液晶パネルに

を表示させます。

④ ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。

◆ が消灯している時は、先幕シンクロに設定されています。

◆ 解除するには、

の表示を消します。

ハイスピードシンクロ撮影(

FP 発光)

P-TTL 対応カメラのみ)

通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、
同調速度より高速のシャッターは使用できませんでした。ハイスピードシンクロはフラッシュを連続
発光させて、シャッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速のシ
ャッターの使用を可能にしました。

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