メニュー項目の構成, 136ページ「メニュー 項目の構成 – Teac DR-10C User Manual

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TASCAM DR-10C

メニュー項目の構成

MENUボタンを押すと、メニュー画面が表示されます。メニュー項目は以下の通りです。

メニュー項目

機能内容

設定項目.

(初期値:下線付き)

機能説明

MIC GAIN

マイクゲイン

切り換え

LO / MID / HI

マイク入力の感度を切り換えます。

MIC BIAS

マイクバイアス

切り換え

OFF / ON

トランスミッターと接続せずに、本機とラベリアマイクの接続のみで録音する場合に “ON” に設

定します。 “ON” に設定時、本機から約2Vのマイクバイアスが供給されます。

LOW CUT

ローカット

フィルター

OFF / ON

マイク入力のローカットフィルターのオン/オフを設定します。

カットオフ周波数は、120Hzです。

LIMITER

リミッター

OFF / ON

突発的な過大入力による歪みを防ぐ機能です。機能のオン/オフを設定します。

入力音が大きすぎるとリミッターをオンにしても歪んでしまう場合があります。

その際は、メニュー画面の “MIC GAIN” 項目でマイク入力の感度を下げるか、音源からマイ

クを離してください。

AUTO LEVEL オートレベル

OFF / ON

入力音が小さいときは大きく、大きいときは小さくなるように録音レベルを自動で調節します。

DUAL REC

MODE

デュアル録音

OFF / ON

本機では、通常の録音とは別に、異なる入力レベルでもう1つの録音を同時に行うことができ

ます。たとえば、片方はできるだけ入力レベルを上げた状態で通常の録音をし、安全のために

入力レベルを少し低め(−6dB)に設定したもう1つの録音を同時にするということができま

す。録音ファイルは、2個(入力レベルを上げたファイル、入力レベルを下げたファイル)で

保存されます。
デュアル録音時のファイル名

デュアル録音を行うと、2つのファイルが同時に作成されます。

デュアル録音されたもう1つのファイルのファイル名は、通常録音されたファイルのファイル

名に “_D” が追加された名前になります。

 通常録音のファイル名

デュアル録音のファイル名

 002 _ TASCAM.WAV

002 _ TASCAM _ D.WAV

1 2 1 2 3
 1:002(録音ファイルの基本番号)

 2:TASCAM(メニュー画面の “FILE NAME” 項目の “WORD” の設定による)

 3:D(入力レベルを低い設定(−6dB)でデュアル録音されたファイル)

TIME TRK INC

タイムトラック

インクリメント OFF / ON

録音経過時間が約15分経過したときに自動的に現在のファイルへの録音を停止し、新しいファ

イルに録音を継続することができます。

AUTO PWR

SAVE

電源のオートオ

フ設定

OFF / ON

電池駆動のときに、停止状態の最後の操作から約10分経過すると自動的に電源がオフになる

機能のオン/オフを設定します。

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