ローカットフィルターを設定する, レベルコントロール機能を使う, 録音する – Teac DR-44WL User Manual

Page 68: 録音待機状態について, 録音メニューの構成, 再生する, 再生するファイルを選択する(スキップ, 再生の音量を調節する, パソコンと接続する, パソコンへファイルを取り出す、パソコンからファイルを取り込む

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68

TASCAM DR-44WL

ローカットフィルターを設定する

低域の雑音などをカットしたい場合は、ロー
カットフィルターを設定します。空調ノイズや
⽿障りな風切音などを低減することができます。

1.

INPUTボタンを押して、ディスプレーに

“INPUT SETTING” 設定画面を表示します

2.

TRACK/INPUTボ タ ン を 押 し て、 ロ ー
カットフィルターを設定するチャンネルを
選択します。

3.

ホイールを使って “LOW CUT” を選択(反

転表示)し、ENTER/MARKボタンまた
/ボタンを押すと、設定項目をポップ
アップ表示します。

4.

ホイールを使ってマイク入力時のローカッ
トフィルターのカットオフ周波数を設定し
ます。
設定値:0“OFF” “40Hz” “80Hz”

“120Hz” “220Hz”

5.

ENTER/MARKボタンまた.ボタンを
押すと、ポップアップ表示が消えて機能が
有効になります。

数字(周波数)が大きくなるほど、広い帯域の
低音をカットできます。

レベルコントロール機能を使う

マイク入力時の録音レベルコントロール機能を
設定します。

1.

INPUTボタンを押して、ディスプレーに

“INPUT SETTING” 設定画面を表示します

2.

TRACK/INPUTボタンを押して、レベル
コントロール機能を設定するチャンネルを
選択します。

3.

ホイールを使って “LEVEL CTRL” を選択

(反転表示)し、ENTER/MARKボタンま

た/ボタンを押して設定項目をポップ
アップ表示します。

4.

ホイールを使って任意の機能を選択(反
転 表 示 ) し、ENTER/MARKボ タ ン ま
た.ボタンを押すと、ポップアップ表示
が消えて機能が有効になります。

PEAK.REDUCTION(ピークリダクション)
入力音が大きすぎたときに、録音レベルを適度
なレベルまで自動で下げる機能です。録音レベ
ルを上げたいときは、手動で行います。音量が
上下すると聴きにくい、音楽録音に適していま
す。設定後にオフにしても、設定したレベルは
保持されます。
LIMITER(リミッター)
突発的な過大入力による歪みを防ぐ機能です。
録音レベルを変化させたくない場合に適してい
ます。
このモードでは、録音中でも手動で録音レベル
を変更することができます。

録音する

本機は、4CHモードとMTRモードの2種類の
モードでの録音ができます。
4CHモードは、内蔵マイクと外部入力端子か
ら最大4トラックの同時録音が可能です。
MTRモードは、最大4トラックの録音にくわ
え、すでに録音されたファイルに対して重ねて
録音することが可能です。

1.

RECORD0[0]0 ボタンを押して、録音待
機状態にします。
ディスプレーに録音ファイル名が表示され
ますので、録音を開始する前に確認するこ
とができます。

2.

TRACK/INPUTボタンを押して、録音す
るチャンネルを選択します

3.

RECORD0[0]0ボタンを押します。
通常の録音が始まります。

4.

録音を終了するには、8/HOMEボタンを
押します。
録音を一時停止するには、RECORD0[0]00
ボタンを押します。再度RECORD0[0]0
ボタンを押す、または7/9ボタンを押す
と、同じファイルに続きが録音されます。
一時停止後に8/HOMEボタンを押すと、
一時停止までを録音したオーディオファイ
ルが作成されます。

録音待機状態について

本機は業務用録音機と同じように、録音待機状
態があります。この状態で入力レベル設定など
を行い、その後録音動作に移るようになってい
ます。
録音待機状態では、RECインジケーターが点
滅し、録音画面が表示されます。

録音メニューの構成

“MENU” 画面の “REC SETTING” 項目でさま

ざまな設定が行えます。

REC0SETTING

FORMAT

ファイル形式の設定

BWF:16/24bit0

WAV:16/24bit,0

MP3:32k0〜0320kbps

SAMPLE

サンプリング周波数の0

設定

44.1kHz,048kHz,0

96kHz0

(96kHzはBWF/WAV

のみ)

PRE0REC

プリレックの設定

OFF,0ON

SELF0TIMER

セルフタイマーの設定

OFF,050SEC,0100SEC

DUAL0REC

DUAL0REC機能の設定

MODE,00

DUAL0FORMAT

MS0MIC

MSマイク機能の設定

MS0DECODE,0

SOURCE

再生

再生する

ホーム画面で停止中に7/9ボタンを押すと、
再生を始めます。

一時停止する

ホーム画面で再生中に7/9ボタンを押すと、
その位置で再生を停止します。

停止する

ホーム画面で再生中に8/HOMEボタンを押す
と一時停止状態となります。
再度、8/HOMEボタンを押すとファイルの先
頭で停止状態となります。

早戻し/早送りをする(サーチ)

ホーム画面で再生中に.ボタン/ /ボタ
ンを押し続けると、早戻し/早送りサーチ再生
を行います。

再生位置を移動する

ホーム画面で停止中または一時停止中にホイー
を回して、再生位置を移動することができま
す。
再生位置を移動後は、一時停止状態になります。

再生するファイルを選択する(ス

キップ)

ホーム画面で、.ボタン/ /ボタンを押
して再生したいファイルを選択します。
ファイルの先頭で.ボタンを押すと1つ前の
ファイルの先頭にスキップします。
ファイルの先頭または途中で/ボタンを押す
と、次のファイルへスキップします。

再生の音量を調節する

./LONE.OUT端子から出力される音量を、

ホーム画面表示中にOUTPUT.LEVEL(+ /
−)
ボタンを使って調節します。

パソコンと接続する

本機のSDカードの中の音声ファイルをパソコ
ンに取り出したり、パソコンの中の音声ファイ
ルを本機に取り込んだりすることができます。
パソコンとUSB接続する

1.

本機をパソコンと付属のUSBケーブルで
接続します。電源がオフの場合は、オンに
してください。

2.

“USB SELECT” 画面で、 “STORAGE” を選

択しENTER/MARKボタンを押すと本機が
パソコンに接続され、 “USB connected”

表示されます。

3.

《コンピュータ》を開くと、パソコンのディ

スプレー上に本機が《DR-44WL》とい
うボリュームラベルの外部ドライブとして
表示されます。

パソコンへファイルを取り出す、パ

ソコンからファイルを取り込む

パソコンのディスプレー上の《DR-44WL》
ド ラ イ ブ を ク リ ッ ク す る と、《MTR》 フ ォ
ル ダ ー と《MUSIC》 フ ォ ル ダ ー、 お よ び

《UTILITY》フォルダーが表示されます。

パ ソ コ ン へ フ ァ イ ル を 取 り 出 す 場 合 は、

《MTR》フォルダーまたは《MUSIC》フォル

ダーを開き、パソコンに取り出したいファイル
を任意の場所にドラッグ&ドロップします。
パソコンからファイルを取り込む場合は、パソ
コンの任意の音声ファイルを《MUSIC》フォ
ルダーにドラッグ&ドロップします。

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