5 一般的な安全上の注意事項, 1 警告文の分類, 2 電気系統に関する安全上の注意事項 – HEIDENHAIN PWM 20 User Manual

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取扱説明書

ja

PWM 20

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2.5

一般的な安全上の注意事項

装置への個々の作業に特有の安全上の注意事項は、この説
明書の当該作業の章に記載されています。

2.5.1 警告文の分類

警告文は装置を取り扱う際の危険に対して注意を喚起し、
回避するように促します。 警告文を危険度によって以下の
ように分類しています。

表記の種類

危険

逼迫した危険への注意喚起です。

回避しなければ死亡事故または重傷事故につながりま
す。

警告

危険が逼迫するおそれがあることを示します。

回避しなければ死亡事故または重傷事故につながるおそ
れがあります。

注意

危険が逼迫するおそれがあることを示します。

回避しなければ軽傷事故につながるおそれがあります。

注意

損害につながるおそれのある状況を示します。

回避しなければ装置またはその周辺に損害が生じるおそ
れがあります。

囲み欄には、動作またはコンセプトに関する重
要な補足情報が記載されています。

さらに、測定エラーや機能不良につながるおそ
れのある状況についても注意を促します。

2.5.2 電気系統に関する安全上の注意事項

危険

装置を開けると、通電中の部品に接触することがありま
す。

感電、やけどまたは死亡につながるおそれがあります。
装置を開いたことに起因する事故、人身事故および物的
損害については、メーカーに対する保証請求権および損
害補償請求権は認められません。

装置を決して開かないでください。

装置内部の作業は必ずメーカーに依頼してください。

危険

通電中の部品と直接的または間接的に接触すると、感電
して危険な状態に陥るおそれがあります。

感電、やけどまたは死亡につながるおそれがあります。

電気系統および通電中の部品への作業は、必ず専門知
識を有する技術者に任せてください。

電源への接続およびあらゆるインタフェースへの接続
には、必ず規格に準拠して製造されたケーブルおよび
プラグを使用してください。

結露を防いでください。

装置が損傷した場合は、自分で修理しようとしないで
ください。また装置を稼動させないでください。

電気部品が故障したらすぐに、メーカーに交換を依頼
してください。

接続しているケーブルおよび装置のソケットや端子な
どの接続部を定期的に点検してください。 接続が緩
んでいたりケーブルが焦げているなどの欠陥はすぐに
解消してください。

注意

この製品には、静電気放電 (ESD)
で破壊されるおそれのある部品が
取り付けられています。

ESD に弱い部品の取扱いに関する安
全措置を必ず取ってください。

規則に準じて接地していない端子ピ
ンに決して触れないでください。

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