Db c – Bosch BL 200 GC Professional User Manual

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206 | 日本語

1 609 929 L80 | (26.7.07)

Bosch Power Tools

ローテーションレベルの傾斜変更

オートレベリング機能を解除している場合、方向ス

イッチによりローテーションレベル(レーザードット

またはレーザーライン)を X 軸または Y 軸を中心とし
て回転させることができます。

この際、4 つの方向ス

イッチの機能は、メジャーリングツールの設置状態

(水平または垂直)や測定モードの影響を受けません。

上または下の方向スイッチ(20 または 23)により、X
軸を中心としてローテーションレベルを回してくださ

い(図中の方向 A または C)。 左または右の方向スイッ
チ(21 または 24)により、Y 軸を中心としてロー
テーションレベルを回してください(図中の方向 D ま
たは B)。

メジャーリングツールが一軸傾斜モード上(水平設

置)にある場合、上または下の方向スイッチ(20 また
23)により、X 軸を中心としてローテーションレベ
ルを回すことができますが、Y 軸を中心として回すこ
とはできません。

水平精度

精度の影響

周囲の温度環境は測定精度に大きく影響を与えます。

特に、床面に近い部分における温度が外気温度と異な

ると、レーザー光が適切に作用しなくなることがあり

ます。

測定距離が約 20 m を超えると誤差が生じはじめ、こ
の誤差は対象距離が 100 m となると 20 m の場合の

2~4 倍にも拡大されます。

周囲温度と異なる温度層は床面付近で最も厚くなって

いることから、測定距離が 20 m を超える場合には必ず
三脚を使用してください。

さらに、できるだけメジャー

リングツールを作業面の中央に設置してください。

メジャーリングツールの精度チェック

外部からの影響の他に、ツール特有の影響(落下また

は強度の衝撃など)により誤差が生じることもありま

す。

このため、作業をおこなう前には必ずメジャーリ

ングツールの精度チェックをおこなってください。

精度チェックをおこなうには、壁面(A および B)に
はさまれた干渉物のない測定距離(20 m)と安定した
設置面が必要となります。

ここでは、

メジャーリン

グツールを水平に設置し、

X および Y の両軸を使用

した測定距離の加算測定をおこないます。これは X・

Y の各軸の正・負方向に対して測定をおこなう方法で、
精度チェックには 4 パターンの測定作業を要します。

メジャーリングツールを壁面 A の近くに設置し、
三脚 40 (アクセサリー)上に取付けるか、安定し
た平坦な床面に設置してください。

メジャーリング

ツールのスイッチを入れてください。

レベリング完了後、ポイントモード上でレーザー

ドットを壁面 A 付近にあてます。 壁面のレーザー
ドット中心をマーキングします ( 点 I)。

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OBJ_BUCH-78-004.book Page 206 Thursday, July 26, 2007 2:04 PM

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