その他の機能, 鍵盤タッチ・コントロールの設定, トランスポーズ – KORG SP-280 Portable Digital Piano (Black) User Manual

Page 111: ファンクション・モード, 111 ファンクション・モード

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ファンクション・モード

ここまでで設定していないピッチや音律設定などをする場
合は、ファンクション・モードで行います。

ファンクション・モードでの各種機能の設定手順

1. FUNCTIONボタンを押します。

FUNCTION LEDとPIANO1 LEDが点灯します。

2. 機能が割り振られた音色ボタンを押します。

現在の設定がディスプレイに表示されます。

3. 値を設定します。

4. 設定が終わったらFUNCTIONボタンを押して、演奏で

きる状態に戻ります。

このとき、FUNCTION LEDが消灯します。

3
3

1,4

2

オート・パワー・オフ設定以外は電源をオフにすると

初期設定に戻ります。

全音色共通の設定になります。

ファイン・チューニング(ピッチ・コントロール)

ピッチ(音の高さ)の微調整を行ないます。他の楽器と合奏
をするときなどに、楽器間の微妙なピッチのずれを調整しま
す。0.5Hzステップで427.5Hz ~ 452.5Hzまでずらすこと
ができます。表示は27.5 ~ 52.5になります。
基準ピッチはA=440Hzで、初期設定は40.0です。

1. フ ァ ン ク シ ョ ン・モ ー ド に 入 る と、音 色 ボ タ ン の

PIANO1 LEDが点灯します。

ファンクション・モードに入った時は、常にピッチ・コ
ントロール設定になります。

2. ファンクション・モードの他の設定をした後にピッチ・

コントロール設定をするときは、PIANO1ボタンを押
します。

3. ディスプレイ横のUP/DOWNボタンで値を設定します。

UP/DOWNボタンを同時に押すと440Hzに戻ります。

3
3

1,4

2

鍵盤タッチ・コントロールの設定

鍵盤を弾く強さによる音の強弱の変化の度合いを設定し
ます。
設定を変えるときは、TOUCHボタンを押しながら、ディ
スプレイの横のUP/DOWNボタンを押して設定します。

表示

タッチ・コントロールの設定

1

軽め、弱く弾いても強音が出せるタッチ

2

標準、普通のピアノ・タッチ

3

重め、強く弾かないと強音が出せないタッチ

電源をオフにすると2(標準)の設定に戻ります。

全音色共通の設定になります。

トランスポーズ

キーを変える(移調する)ことによって、黒鍵をあまり使わ
ない指使いで演奏したり、覚えたそのままの指使いで、他
の楽器や歌に演奏を合わせることができます。これをトラ
ンスポーズ機能といいます。11半音の範囲でずらすことが
でき、1半音上げた場合、下図の左の楽譜を弾くと、右の楽
譜のように鳴ります。

電源をオフにするとトランスポーズは解除されます。

TRANSPOSEボタンを押しながら、F♯6 ~ F7中から移調
するキーの鍵盤を押します。
C7以外の鍵盤を押えるとTRANSPOSE LEDが点灯し、ト
ランスポーズされたことを示します。
押さえた鍵盤の音の高さがC7の位置に対応するように、鍵
盤全体の音の高さが移調します。
もとの設定に戻すときは、TRANSPOSEボタンを押しな
が ら、C7の 鍵 盤 を 押 し ま す。 こ の と き、TRANSPOSE
LEDが消灯し、トランスポーズが解除されます。

鍵盤

キーの高さ

F♯6 ~ B6

6 ~ 1半音下げる

C7

標準(トランスポーズなし)

C♯7 ~ F7

1 ~ 5半音上げる

C4

C7

F 6

F7

その他の機能

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