Bondioli&Pavesi 399USA011_D User Manual

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安全チェーンは、作業終了後カルダン伝動装置の移動やサポート用に使わないでくださ

い。必ず所定のサポートを使用してください。

カルダン伝動装置の取り付けをスムーズに行うことができるようにするため、先にトラク

ターと作業機械の PTO をきれいに拭き、グリースを塗布して置きます。

伝動装置を移動させる時は、水平に保つようにして予期しない抜け落ち事故や保護の破損が起

こらないようにします。重量のある伝動装置を移動させる時は、適切な手段を用いてください。

プッシュピン

ピンを押し、PTO シャフト上でフォークをスライドさせて、ピンが PTO の溝にカチッとはまり込むよ

うにします。PTO シャフトに取り付けた後、ピンが元の位置に戻っていることを確認してください。

ボールカラー

PTO 上でフォークの位置をそろえます。カラーをオープンの位置にスライドさせてください。フォ

ークを PTO スプラインシャフト上でスライドさせます。カラーを解放し、PTO の溝にボールがカチッとは

まり込みカラーが元の位置(クローズ)に戻るところまでフォークを押すか引くかします。カラーが元の位置

(クローズ)に戻り、フォークがシャフトに正しく取り付けられていることを確認してください。

自動ボールカラー

カラーをスライドさせ、ロックするところまで後方に引きます。フォークを PTO スプラインシャ

フト上でスライドさせ、カラーが元の位置にカチッとはまり込むようにします。 カラーが元の位置(ク

ローズ)に戻り、フォークがシャフトに正しく取り付けられていることを確認してください。

テーパピン

使用前にボルトの締め具合を確認してください。

フォークを PTO 上でスライドさせ、ピンの先が細くなった部分がシャフトの溝にぴったり合うよ

うに挿入します。 推奨締め付けトルク:

1 3/8” Z6 または Z21 スプラインには 150 Nm(110 ft lbs)

1 3/4” Z6 または Z20 スプラインには 220 Nm(160 ft lbs)

交換の場合は普通のテーパピンではなく、Bondioli & Pavesi 社製のもののみを使用して

ください。

クランプボルト

使用前にボルトの締め具合を確認してください。 推奨締め付けトルク:

ボルト M12 には 91 Nm(67ft lbs)

ボルト M14 には 144 Nm(106 ft lbs)

グリースの塗布

メンテナンス作業及び修理作業の一切を行うときは、災害防止のため適した安全装具が

必要です。

伸縮パイプのグリース塗布

グリースニップルが装備されていない場合は、マニュアル操作で伝動装置を半々に分離

し、伸縮部にグリース塗布してください。

グリーシングシステム

伝動装置にグリーシングシステムが搭載されている場合、パイプのグリース塗布は内部

フォーク機械側のそばに配備されたグリースニップルを通してグリース塗布を行います。グリー

シングシステムでは、伝動装置を機械に取り付けたまま伸縮パイプのグリース塗布をあらゆる

作業ポジションで素早く行うことができます。

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