Bondioli&Pavesi 399USA011_D User Manual
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LB - シェアボルトトルクリミッター
このデバイスは、トルクが動力規定値を超えた場合にボルトに分配させて動力伝導を遮
ります。
伝動を回復させる場合は、シェアボルトを元々装備されていたものと同じ径・等級・長さのもの
と交換してください。
グリースニップルの装備された LB リミッターの潤滑は、シーズン中最低一度は行い、運転休止
期間後は常に潤滑を行ってください。
LR – 自動トルクリミッター
このデバイスは、トルクが動力規定値を超えた場合に動力伝導を遮ります。このデバイス
が自動的に再連結されるようにするためには、PTO を減速するかまたは停止させるかします。
デバイスはアセンブリの時に潤滑されており、定期的に潤滑を行う必要はありません。
GE - 緩衝クラッチ
負荷と振動の衝撃を緩和し、両振及び片振荷重の伝動がスムーズに行われるようにします。
このデバイスは、定期的メンテナンスを要しません。
摩擦トルクリミッター
本デバイスは取り付け後またはある一定期間保管の後、摩擦プレートの機能状態について点検
を行ってください。
• クラッチディスクが表出している場合(図 44 参照)、クラッチはカップスプリング採用の FV タイ
プまたらせん状スプリング採用の FFV タイプです。図 45 に示されたようにスプリングの高さを
計測し、調節します。クラッチディスクがメタルプレートで覆われている場合(図 46 参照)、クラッ
チは FT タイプです。
クラッチディスクが表出していてボルトに袋ナットが付いている場合、クラッチは FK タイプです。
使用の後シーズンの終わりには、スプリングを取り外しクラッチを乾燥した場所に保管します。
再び使用する前に摩擦プレートの機能状態を確認し、スプリング圧を元来の値にまで回復させます。
スリップが頻発したり長時間にわたって起こることに起因して過熱する場合は、機械の販売業者
または Bondioli & Pavesi 社の販売業者までお問い合わせください。
FV - FFV 摩擦トルクリミッター
機械に伝動されるトルクは、クラッチプレートが相互関係でスリップすることにより制限
されます。
トルクピークや短時間の間に負荷が過剰にかかるようなことは、クラッチが装備され調節が正
しく行なわれている場合は制限されます。
このデバイスは、トルクの過剰負荷リミッターとしても、高慣性負荷による機械始動補助デバイ
スとしても使うことができるものです。
トルクのセッティングは、スプリングの作業高を調節することで加減することができます。
FV ならびに FFV 摩擦トルクリミッターのセッティングは、スプリングの高さ “h” を加減し
て調節することができます。 トルクのセッティングを増減させる時は、ナット 8 本を 1/4
回転分締め付けたり緩めたりして機能が正しい状態になっているどうかを確認します。必要に応
じて、この作業を繰り返してください。ボルトをきつく締めすぎないよう注意してください。装置
の機能に障害をきたす恐れがあります。
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