圧縮ガス機器安全, ガスボンベは損傷すると爆発す る危険性があります, 有毒ガスにより負傷または死亡事故が発生する危険性があります – Hypertherm 80669C Rev.2 User Manual
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SC-162
安全とコンプライアンス
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安全
圧縮ガス機器安全
ガスボンベは損傷すると爆発す
る危険性があります。
• ボンベのバルブまたはレギュレータをオイルや グリースで潤
滑しないでください。
• 用途に合わせて設計された適切なガスボンベ、レギュレー
ター、ホース、管継手(フィッティング)のみを使用してくだ
さい。
• すべての圧縮ガス機器や関連部品を良好な使用状態に保ってく
ださい。
• ガスホースはすべてラベル付けおよび色分けし、各ホースを通
るガスの種類が分かるようにしてください。該当する国、地域
の規則を参考にしてください。
ガスボンベには高圧ガスが入っています。損傷するとボンベが爆
発します。
• 高圧ガスボンベの取り扱い、使用については、適用される国お
よび地域の規則に従ってください。
• 規定の場所に垂直にしっかり固定されたボンベ以外は使用しな
いようにしてください。
• ボンベの使用中、または使用のための接続時以外は、保護
キャップをバルブの所定の位置に取り付けておいてください。
• プラズマアークとボンベ間は絶対に電気的な接触を避けてくだ
さい。
• ボンベを過度の高温、スパーク、スラグ、火炎に曝さないでく
ださい。
• 固くなったボンベのバルブを、ハンマー、レンチ、その他の工
具で開けようとしないでください。
有毒ガスにより負傷または死亡事故が発生する危険性があります。
プラズマアークそのものは、切断に使用される熱源です。従っ
て、プラズマガスは有毒ガス源と見なされないものの、切断素
材が有毒気体、またはガス源となり、酸素を激減させます。
発生する有毒ガスは切断素材により異なります。有毒ガスを発
生する素材には、ステンレス、炭素鋼、亜鉛(亜鉛メッキ鋼
板)、銅などがありますが、これだけには限りません。
場合によっては、素材が有毒ガスを発生する物質でコーティン
グされていることもあります。有毒コーティング材の例として
は、鉛(ペンキ)、カドミウム(ある種のペンキおよび充填材)
、
ベリリウムがあげられますが、これだけには限りません。
プラズマ切断で発生するガスは切断する素材、切断方法で異な
りますが、オゾン、窒素酸化物、六価クロニウム、水素および
その他の物資が含まれる素材が切断されると発生します。
産業工程で発生する有毒ガスへの被曝は最小に抑えるように注
意を払う必要があります。化学構成物資や有毒ガスの集積度
(換気等の他の要因も含めて)により、出産障害や癌などの身体
的疾病の危険性があります。
切断が行われる現場の空気品質をテストするのは、装置および
作業場所の所有者が責任を負い、作業場所の空気品質がすべて
の地域および国の基準や規則に適合するように維持、確保しな
ければなりません。
関連する作業場の空気質のレベルは、次のような施設固有の要因
によって異なります。:
• 切断機テーブルの設計(湿式、乾燥、水中)
。
• 素材構成物資、表面仕上げ、コーティング材の構成物資。
• 除去される物質の量。
• 切断またはガウジングの実行時間。
• 作業場所の広さ、空気量、換気、フィルター能力。
• 個人保護装置。
• 操作する溶接および切断システムの数。
• 有毒ガスを発生する作業場所の他の工程。
もし作業場所が国または地域の法律に適合しなければならない時
は、モニターするか、または現場テストを実施することで、作業
場所が許容レベルにあるかどうか決定します。
有毒ガス被曝の危険性を減らすためには:
• 切断する前に、コーティングおよびソルベントをすべて取り除
いてください。
• 空中の有毒ガスを除去するために、現場の排気式換気システム
を使用します。
• 煙霧を吸い込まないでください。有毒ガス要素が含まれる可能
性がある、コーティング材、構成材の切断には空気供給装置付
きマスクを着用します。
• 溶接または切断装置を使用する作業者は、空気供給装置付きマ
スクも含め、このような器具の正しい使用法の有資格者として
訓練を受けていることを確認してください。
• 有害物質を含む可能性のある物質を格納している容器は、決し
て切断しないでください。最初に容器を空にし、適切に清浄を
してください。
• 必要に応じて施設の空気質を監視またはテストしてください。
• 空気品質を安全に保つために、現場プランを実施導入する際は
地域の専門家に相談してください。